2023年10月18日

お食い初め(百日祝い)についてのQ&A

どんなお祝い?

一生涯食べることに困らぬように!と願いを込めて行う古来の習慣。乳歯が生え始める生後100日頃に、食事をする真似をさせる儀式を行い、家族揃って「祝い膳」を食する。平安時代から始まり、江戸時代には生後120日で飯・魚・餅・吸い物・酒のすべてを揃えて食べる真似をしたという。「おくいぞめ(お食い初め)」とも、初めて箸を使うことから「箸揃え(はしそろえ)」、歯の生え始めであることから「歯がため」と呼ぶ地域や、「百日祝い(ももかいわい)」とも呼ばれている。伝統的な「祝い膳」は一汁三採が用意される。尾頭付き魚、赤飯・焚き物、香の物・紅白餅のほか、吸う力が付くようにとお吸い物、歯が丈夫になるようにと「歯固め石」が、地元神社の境内から授かり、儀式が終わると再び境内へ納めた。関西では小石の代わりにタコを供している。ほか固い栗の実を供する地域もあります。

いつごろ、どこでやったら良いの?

生後100日を目安にしていますが、100日目でなければいけない!というわけではありません。「初宮詣り」が生後1か月目ですから、さらにその2か月後に「お食い初め」というわけで、赤ちゃんとママの負担も考慮して行うことをお勧めします。99日目に赤ちゃんと両親でお宮参り、100日目に両家の祖父母を招いて記念写真とお食い初めをするご家庭もあり、考え方次第です。  どこでやるのか?ですが、特別なきまりはありません。ご家族や祖父母と一緒に「祝い膳」対応をするレストランで、あるいはご自宅でも良いですね。