「写真館物語」徳島県でも開催、最終日は先着20家族の無料撮影も



写真展「写真館物語~写真館で残す家族の歴史」が、徳島県写真師会(東埜正信会長)でも7月24日(土)から徳島市郊外の北島町にあるFUJI GRAND(フジグラン)北島で開催、最終日の8月1日(日)には仮設スタジオで先着20家族の無料記念撮影を実施する。

毎年お盆シーズンとなる8月に写真イベントを実施してきた徳島県写真師会にとって、今回の取り組みははじめてのこと。文協が企画した同写真展を共催で一般の方々が往来する環境で実施することに。同ショッピングセンターの吹き抜け式アーケード専門店街の1階スペースに、開催前日の7月23日(金)夕刻に14名が集まり搬入・飾り付けを開始して愛媛県でも展示した四国ブロック27写真館による27家族の撮り続けた家族写真6枚1組の作品を展示したほか、徳島県写真師会10名による全紙サイズの単写真10枚を持参のイーゼルで飾った。

展示が完了して一同が記念写真を撮っていると、買い物に訪れたお客がさっそく展示された写真を嬉しそうに鑑賞する姿があちらこちらに見られた。徳島県写真師会文化部長の野口真さんによると、「この会場は、これまで大手子供写真スタジオ・チェーン店がテナントとして営業されていたのでこうしたイベントはできなかったが、退店されたので初めてできた」と説明した。往来する買い物客にとっては、スタジオで撮られたものから屋外・ロケーションで撮ったものまで、様々な家族写真があることを楽しむ機会になったもようだ。

最終日の8月1日(日)には隣接の仮設スタジオで、先着20家族の無料撮影会が実施する。人々との交流を深めながらのイベントは、家族写真を撮り続けるきっかけになれば関係者一同は願っている。

なお、四国ブロックでは、各県から集まった6枚一組の家族写真27点を、四国4県での巡回展で展示する予定で、愛媛県では7月15日(木)から同19日(月)までウェルピア伊予で開催したのに続き、今回徳島県でも開催された。こんごは香川県では8月6日(金)から同8日(日)まで高松市内のギャラリー「トキワ一丁目」で、そして高知県では8月23日(月)から同27日(金)まで土佐市内の土佐市複合文化施設つなーでで開催する予定。さらに全国各ブロックでも開催、また開催予定だ。詳細はコチラ。